クリスマスを過ぎた26日に届いた「素晴らしき哉、人生」のDVD。
500円で売っているDVDにもラインナップされているが
いまはもう店頭にはない昔に出た特別版のDVDを購入した。
パッケージデザインは、この特別版がダントツでいいし。
ほかに特典も多かったので。
来年のクリスマスまで観るのをやめようかと思ったけど
年末に見るのもいいかな、と思い。昨日鑑賞。
貧しい町の住民たちのために働いているジョージ。
ジョージ一家は決して豊かではなかったが、子供たちにも恵まれて幸せだった。
あるクリスマスの夜、とんでもない災難がジョージを襲い
ジョージは川に身を投げようとする。
しかし、突然ジョージより先に川に飛び込んだ男が、助けを求めた。
男は、2級天使のクラレンス。
「生まれてこなければ、よかった」と言うジョージに、クラレンスは望み通り
「ジョージがいない世界」を案内していく・・・
クリスマスの天使の話ってイメージがあったが
作品の大半は、ジョージの半生を描いている。
天使が出てくるのは、わずか数シーン。
トムソーヤの冒険を愛し、翼のある1級天使を夢見る老いぼれた天使を演じたのは
ヘンリー・トラヴァーズ。
この人が愛すべき天使を演じたことによって、強烈な印象を残した。
前半のジョージとメアリーのラブストーリーも、非常に丁寧に描かれている。
子供時代、メアリーの「初告白」のシーンから、二人の再会、電話越しのキスシーンまで
うっとりせずにはいられない。
この邦題だけは、なんとかしてほしい。
気難しかったり、いかにも「泣かせる」映画って印象があるが
いまの映画よりも、とってもわかりやすいし、ロマンチック。
オープニングの天使の会話から
ラスト、クリスマスの奇跡まで一気に飽きることなく観ることができる
やっぱり、クリスマスに観たかったなぁ。
来年のクリスマスは、これだ。