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面影草紙



藤田晋の思い出と打ち上げ花火

朝起きれない。

EGO-WRAPPINの曲を聴きながら起床。頭重く、体錆び付いたよう。

HDDに録画した「サンジャポ」見る。
●中一少女、なぞの死。次世紀ファーム研究所にて。
 代表・堀洋八郎。
 記者「堀さんとセックスすれば、エイズが治るんですか」 
 堀「そうですね・・・わたしの体内に光合堀菌がいる・・・」

ほか、若貴問題の続きや藤田晋と奥菜恵のスピード離婚など。


ぼくが政治記者のアシスタントをしていたころ
藤田晋の取材に同行したことがある。
ちょうど4年前くらいだったか。
そのころの藤田晋はどこかボケッとしている人だった。
輪郭がはっきりしないというか。
これはIT社長に共通していえたのだが
堀江貴文もそんな印象だった。心ここにあらずというか。
それまで僕が会ってきた経営者は、みな「押す」タイプの人が多かった。
ところが藤田晋にしても堀江貴文にしてもどちらかというと「引く」印象を受けた。
いまでこそ、攻撃的な言動で注目されているが
喋り方も雰囲気もどこか冴えなかった。
ここ何年かで彼らの自信はグッと深くなり、表情も変わってきたんだろう。
取材の中で藤田晋は「趣味もないし、なにをしたらいいかわからないんですよ」
と言っていた。好きなものがいっぱいの僕はそれだけは「勝った」と思ったものだ。

奥菜恵は、なんといっても岩井俊二監督の『打ち上げ花火 下から見るか 横から見るか』が代表作だろう。
あのころの彼女は神がかっていたといってもいい。
転校していく少女と少女に焦がれている少年の夏の思い出。
今はもう観る気はしないが
あのころのぼくの心には、この作品の切なさが心地よかった。

藤田晋と奥菜恵が結婚したのは驚いたが、離婚したことに驚いた人は少ないだろう。
ぼくは、ほんの少しだけ悲しくなった。


夕暮れ。
aikoの『三国駅』を聴いている。
高速バスで大阪に行くとき
東三国駅を通る。
あぁ、もう大阪に着いた、と実感する。
この曲を聴いていると、そのときのワクワク感がよみがえる。
by beetle-kids76 | 2005-07-24 18:58 | ふだんの話
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面影@第0試合 あなたの心に逆十字

by beetle-kids76
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