木曜日26時ころ
うしみつショー枠で「
燃えよ! カンフー」の再放送を録画していたので
第一話「枯れた心が情に萌えた」を観る。
1972年、アメリカで放送されたドラマ「燃えよ! カンフー」のセカンドシーズン。
ファーストシーズンを見逃しているので、セカンドシーズンから観て
ストーリーについていけるか不安だったが、その心配は無用だった。
基本的には一話完結らしい。
主演は
デビッド・キャラダイン。
なんか聞いたことある名前だと思っていたら
クエンティン・タランティーノ監督の「KILL BILL」に出演している。
しかもBILLの役で。まだ未見なので、早く観ないと。
「燃えよ! カンフー」という題名のわりにはカンフーシーンは迫力ない。
けれど、この迫力のなさが、このドラマのポイントなのかもしれない。
デビッド・キャラダイン演じるケインは東洋哲学的な思想を持っている。
そのため、ケインと登場人物との問答のようなやりとりが、面白い。
ケインは決して戦いを好むわけではなく、静かに哲学をしているような男だ。
ドラマ全体は、静かにすすんでいく。
肝心のカンフーシーンはストップモーションを駆使して
派手さはないが、ケインの思想にかなった戦いのように見える。
デビッド・キャラダイン。いい俳優に出会えた。
昼は久しぶりに自宅でスパゲティ。
午後はネットサーフィン。
NTTドコモのCM「誕生日お祝い」編に使われている音楽が気になっていたので調べる。
シックスペンス・ノン・ザ・リッチャーの「KISS ME」。
彼らの
オフィシャルホームページではだいたいの曲がフル試聴できる。すごい!!
ベッドでゴロゴロしながら、うたたね。
三ヶ月前にKさんから借りた
「シークレット・ウインドウ」を観る。
原作はS・キング。彼の原作の映画といえば「スタンド・バイ・ミー」「ミザリー」が有名。
ぼくは「ペット・セメタリー」が好きだけど。
「シークレット・ウインドウ」はストーリー前半くらいで
なんとなく結末が読めてしまう。
ストーリーを重視して観ると、つまらない作品かもしれない。
むしろこの映画を支えているのは、主演のジョニーデップの演技だったり
舞台となる山荘の空気、あらゆる小物たちであろう。
それらがひとつにまとまって、映画全体を陰鬱に、しかしテンポのあるものにしている。
傑作ではないし、個人的には好きな映画とはいえないけれど
ジョニーデップファンならお勧め。
監督曰く、「この映画には、ある意図がある」というが。
いろいろと意味深な表現はあったけど、どれほどの深みがあるのか。
夕方から深い眠り。
意識遠のいて、現実と夢との区別が一瞬つかなくなり
かなり慌てていた。
明日はプライド武士道。
有明コロシアム。
台風直撃。
今夜の番組
「やりすぎコージー」総集編